学生や単身者の方など一人暮らしされている方にとって、火災保険料は少しでも安いほうがいいですよね。でもいったいいくら位の保険に入ればいいのかわからず、不動産会社で進められるがままに加入している人も多いはず。そこで一人暮らしの保険料について調べてみました。
賃貸の火災保険で検討すべきは「家財」の補償額
賃貸の火災保険は一般的に、「家財の補償」「大家さんに対する借家人賠償責任補償」「第三者にたいする個人賠償補償」の3つがセットになっています。このうち、家財の補償は入居者自身の所有している家財(衣服、家具、家電など)によって補償額を変えるべきものです。持っている家財の額以上に保険を掛けても無駄な保険料を支払うだけなので、しっかり検討しましょう。
一人暮らしの家財補償額・保険料の平均は?
当社の賃貸入居者総合保険「ハッピーワン」加入者の中で、一人暮らしの方がどのくらいの補償をつけているのかを調べてみました。
家財補償額・保険料
家財補償額については、以下のように200万円台が平均のようです。やはり一人暮らしの方は家財が少ないので、ファミリー世帯よりも補償額が低めになっています。
保険料は支払い期間によって変わってきますが、1年あたりに換算すると、9,000円弱、月払いは保険料が割高になりますので14,000円弱となっています。
支払い期間 | 家財補償額(万円) | 保険料(円) | 1年あたり換算(円) |
1年払い | 266 | 8,805 | 8,805 |
2年払い | 281 | 17,679 | 8,839 |
月払い | 251 | 13,911 | 13,911 |
全平均 | 277 | 15,715 | 8,885 |
保険料の支払い期間
当社の「ハッピーワン」は1年払い、2年払い、月払いの3種類の支払い期間を選べますが、一人暮らしの方はどのような選択をしているのでしょうか。
下記のように、77%の方が2年払い、22%の方が1年払い、月払いの方はわずか1%にとどまりました。
保険料を少しでも安く抑えるには
このように、家財補償額によって保険料が変わってくるわけですが、少しでも保険料を安く抑えるためには、自分の所有する家財の額を正確に見積もってみることが重要です。万一事故が発生して家財をすべて買い直さなければならなくなった時いくら必要なのかをしっかり検討しましょう。また、保険料は長期一括払いにした方が保険料は割安になります。できるだけ2年払いで加入するようにしましょう。
まとめ
- 一人暮らしの家財補償額の平均は200万円台
- 1年あたりの保険料は8000円~9000円程度
- 保険料の支払いは約80%の方が「2年払い」
- 保険料を抑えるには、補償額の見積もりを正確にすることと保険料を長期払いにすることが重要