賃貸の火災(家財)保険をネットで見積もり・申込みするときのポイント

賃貸の火災(家財)保険を不動産会社ではなく、自分で選んで加入する方も増えてきました。そしてそのほとんどがインターネットでの申込み。ネットで見積もり、申し込みする際のポイントを押さえておきましょう。

見積もり時ポイント

火災(家財)保険の見積もりは、保険会社(または代理店)のホームページでおこなうことがほとんどですが、お見積もり前に、自分の所有する家財がいくらくらいなのかを把握しておきましょう。家財とは、家具、家電、衣服、寝具など室内にある自分の所有物のことです。これらを万一の事故の際にすべて新しく購入した場合の金額を算出しておきます。多くのホームページには家族構成ごとの目安が書かれていますが、自分自身で計算してみるほうがよいでしょう。この金額が家財補償額となり、この補償額が大きいほど保険料が高くなります。家財以外の補償(借家人賠償、個人賠償等)は、多くの場合あらかじめ補償額が決められていますので、そのまま加入して差し支えありません。

申込時のポイント

家財補償額を決めると、ホームページ上で保険料が算出されます。申込時に決めなければならないことは保険料の支払い方法です。当社の「ハッピーワン」では、2年払い、1年払い、月払いから選択することができ、さらにコンビニ払い、クレジットカード払いが選べます(月払いはクレジットカードのみ)。保険料は期間が長い方が割安になりますので、できるなら2年払いをおすすめします。
また保険の開始日は必ず「賃貸借契約」の開始日と同日にしてください。賃貸借契約の開始日にすぐに引っ越すわけでなくても、物件引き渡し後の事故は入居者の責任範囲です。無保険期間をつくらないようご注意ください。

申込後の手続き

申込みが終わり保険料を支払うと、保険会社からいわゆる保険証券(保険の引受を証明する書類)が送られてきます。賃貸物件のほとんどは火災(家財)保険への加入を義務づけており、管理会社は保険証券のコピー提出を求めますので、忘れずに提出するようにしましょう。

まとめ

  1. 見積もり時には、自分の所有する家財の額を把握しておく
  2. 契約期間が長い方が保険料は割安になる
  3. 保険開始日は賃貸借契約の開始日に合わせる
  4. 申込後、管理会社に保険証券のコピーを提出する