一戸建賃貸(貸家)の保険って、アパート・マンションと同じでいいの?

賃貸住宅と言えば一般的にアパートやマンションなどの集合住宅をイメージする方が多いと思いますが、実は一戸建の賃貸(いわゆる貸家)も多く存在します。
集合住宅と一戸建、保険の入り方に違いはあるのでしょうか?

賃貸なら集合住宅でも一戸建でも保険の内容に差はない

まず結論から申し上げると、アパート・マンションなどの集合住宅でも、一戸建(貸家)でも、保険の内容に違いはありません。
なぜなら、入居者が加入する火災保険は、建物に対する補償ではなく、自分自身の家財に対する補償、大家さんに対する損害賠償責任補償、第三者に対する賠償責任補償の3つがパッケージされたものだからです。
建物の構造や規模によって保険の内容や保険料が変わるのは、主に建物の所有者(大家さん)が加入する火災保険です。

集合住宅と同じようにネットで申込み可能

当社の賃貸入居者総合保険「ハッピーワン」では、アパート・マンションと同様に、一戸建賃貸(貸家)でもインターネットでのお見積り、お申込みが可能です。
保険料はコンビニやクレジットカードでのお支払いができますし、「月払い」もご利用いただけます。

一戸建の賃貸は建物の評価額に注意!

一般的に一戸建の貸家の場合、アパートやマンションに比べて借用する物件の価値が高額になる可能性が高くなります。
そのため、大家さんに対する損害賠償責任補償(借家人賠償責任補償)について、少額短期保険(当社ハッピーワンを含む)の補償上限である1,000万円を超過する場合があり、超過した部分は補償対象外となりますので、保険加入時には建物の評価額をしっかり確認する必要があります。

一戸建賃貸で保険料が支払われない場合

一戸建賃貸は、集合住宅と異なり、建物と建物の周囲の敷地も賃貸借の対象となることがあります。
この場合、屋外スペースである縁側、庭、門から玄関までのアプローチなども賃貸借部分として入居者が自由に使うことができるわけです。
ハッピーワンでは、屋外スペースでの事故については、専用駐輪場または一戸建敷地内の自転車、エアコンの室外機、洗濯機置場の洗濯機等を除き保険金の支払い対象外となっています。
例えば少しの間、携帯電話を玄関先に置いておいて盗まれてしまった場合などは、保険金支払いの対象にはなりませんので注意しましょう。

まとめ

  1. 一戸建賃貸(いわゆる貸家)の火災保険も、アパート・マンションと同様に加入できる
  2. ハッピーワンでは、借家人賠償責任補償で1,000万円が補償上限になるので加入時に建物の評価を確認する必要がある
  3. 屋外での事故は(一部を除き)保険金支払の対象外となることがある