知らない間に「無保険」に!火災保険はきちんと更新しておかないと危険

賃貸住宅の火災保険、更新を忘れていませんか?火災保険には契約期間があり、更新をし忘れると、無保険という状態が続くことになります。
そんな時に災害や事故が起これば大きなダメージを負うことにもなりかねません。

火災保険の契約はきちんと更新しないといけない理由

賃貸の火災保険には大きく3つのリスクを補償する役割があります。

①自分の家財に対する補償(家財補償)

事故や災害などで、自分の所有する衣服や家電などに損害が発生することがあります。

②大家さんに対する損害賠償責任の補償(借家人賠償責任補償)

火災や漏水で建物に損害を与えた場合には、建物の所有者である大家さんに対する損害賠償責任を負います。

③第三者に対する損害賠償責任の補償(個人賠償責任補償)

火災や漏水で、隣室や階下の住人や家財に損害を与えてしまった場合には、その損害を賠償する責任を負います。

これらのリスクは賃貸住宅に住んでいる限り続くものですので、居住中はずっと保険に加入し続けるのが原則です。しかし、賃貸借契約の更新が行われず自動更新されている地域では、火災保険の契約切れに気づかず無保険のまま賃貸に住み続けているケースや、更新の書類は提出したものの保険料の支払いを忘れてしまったり、遅れたりすることで契約が継続できなくなっているケースも見受けられます。

もし火災保険の更新を忘れたらどうなる?

万一、無保険の状態で事故や災害が発生すれば、これらの損害はすべて入居者の自己負担で補償しなければなりません。

■ 1件あたりの保険金支払額(当社 2017年実績)

火災    最大 約592万円(平均 約63万円)
漏水    最大 約468万円(平均 約30万円)
対人    最大 約686万円(平均 約155万円)
破裂・爆発 最大 約150万円(平均 約80万円)

これほど多額の補償をすべて自己負担で支払うことができるでしょうか。
事故はいつ起こるかわかりません。賃貸居住中は無保険期間をつくらないように、必ず期限までに更新手続きをしておきましょう。

賃貸住宅の火災現場

更新忘れを防ぐには「クレジットカードで月払い」もひとつの方法

賃貸借契約の更新がおこなわれない地域で、保険の更新忘れを防ぐにはどうすればよいでしょうか。
もちろん、カレンダーや手帳などで保険の満期をチェックしておくことは大切です。しかしそれでも忘れてしまうという方は、クレジットカードによる「月払い」を利用してみてはいかがでしょうか。
当社の賃貸入居者向け火災保険「ハッピーワン」では、保険料を毎月自動的にカードで支払いすることができます。契約期間満了時に解約の申入れがない限り、同じ内容で更新されますので、書類の提出や振込なども不要で、安心して保険契約を継続することができます。

まとめ

  1. 賃貸の火災保険は更新されないと無保険状態になる恐れがある
  2. 無保険期間中に事故や災害が発生した場合、数十万円~数百万円に及ぶ損害は自己負担
  3. 火災保険は無保険期間がないようにきちんと更新手続きをすることが重要
  4. クレジットカード払いなら更新手続きをしなくても同じ内容で更新が可能(当社ハッピーワンの場合)