覚えておいて!賃貸住宅で事故が起きた時の初期対応【火災編】

当社において、賃貸の火災(家財)保険の対象となる事故で「火災」は4番目に多い事故です(当社調べ)。火災は建物の損害が大きく、時には人命にもかかわる重大な事故です。火災が発生したときの正しい対処を知っておきましょう。

火災が発生したら、まず119番通報と近くの人への周知

火災が発生したら何をおいてもまず119番に通報してください。小さな火災でもあっという間に燃え広がることがあります。そして、大きな声を出すか、非常ベル等を使って周囲の人に知らせましょう。

消火器などでの初期消火

火災の初期であれば、水や消火器を使って自分で消火することも可能です。消火器の使い方を日頃から知っておきましょう。また鍋の油に引火した場合には水をかけずに、大きめのタオルなどを水で濡らして鍋の上から覆いかぶせるようにして消火します。
初期消火は失敗した時に備えて、必ず避難経路を確保してからおこなうようにしましょう。無理をせず危険だと思ったらすぐに避難してください。

速やかに避難する

初期消火がうまくいかなかった場合、また火の勢いが強く危険を感じた場合には速やかに避難してください。住宅に使われているビニールクロスや化学繊維は燃えると有毒な煙が発生します。小規模な火災でも煙を吸い込んだことにより命を落とすケースがあるので、できるだけ低い姿勢で口や鼻をハンカチやタオルで覆いながら避難しましょう。

不動産会社に連絡

物件を管理している不動産会社に連絡し、その後の対応について確認してください。

保険会社に連絡

初期対応が落ち着いたら、速やかに保険会社にご連絡ください。
・発生日時
・事故の場所、内容
・被害状況
・保険証券番号
などを聞かれますので、手元に用意しておくとよいでしょう。多くの保険会社では24時間受付をおこなっています。万一の場合に備えて保険会社の連絡先と証券番号などは分かりやすい場所に貼っておくとよいでしょう。
保険金の請求については、保険会社の担当者からの指示にしたがってください。

まとめ

火災が発生したらすぐに119番通報し、大きな声で周囲に知らせる
水や消火器を使って初期消火にあたる(危険だと思ったらすぐ避難)
煙を吸い込まないように気をつけて速やかに避難する
不動産会社と保険会社に連絡

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