賃貸に住んでいる限り、ずっとかかるのが火災保険料。少しでも安いほうがいいですよね?
そこで、同じ内容の保険でも保険料を安くできるテクニックをご紹介します。
火災保険の保険料は何で決まるのか?
火災保険の保険料は何によって決まるのかというと主に補償額です。事故や災害が起きた時にいくら補償されるのかによって保険料が変動します。当然補償額が高いほど保険料も高くなります。
しかし、もうひとつ保険料を決める要素があります。それが保険料の支払方法です。
もう少し具体的に言うと、どれだけの期間分の保険料を支払うかということです。
つまり、同じ補償額でも1年分の保険料を毎年支払うよりも、2年分の保険料を1回で支払った方が、1年あたりの支払額は安くなります。
支払方法による保険料の違い
それでは、どのくらい保険料が変わるのか見ていきましょう。
当社の賃貸入居者向け火災保険「ハッピーワン」では、2年払い、1年払い、月払いの3つの支払方法が選べますが、それぞれの保険料は以下の通りです。
■ 当社「ハッピーワン(ライトワン)」の補償額と保険料
家財補償額 | 2年払い | 1年払い | 月払い |
125万円 | 12,500円 | 6,400円 | 700円 |
222万円 | 15,000円 | 7,700円 | 820円 |
403万円 | 19,500円 | 10,000円 | 1,030円 |
523万円 | 22,500円 | 11,500円 | 1,170円 |
795万円 | 29,000円 | 14,900円 | 1,480円 |
これを1年あたりの支払額に置き換えてみると以下のようになります。
家財補償額 | 2年払い | 1年払い | 月払い |
125万円 | 6,250円 | 6,400円 | 8,400円 |
222万円 | 7,500円 | 7,700円 | 9,840円 |
403万円 | 9,750円 | 10,000円 | 12,360円 |
523万円 | 11,250円 | 11,500円 | 14,040円 |
795万円 | 14,500円 | 14,900円 | 17,760円 |
さらに「2年払い」を基準に、「1年払い」「月払い」がどの程度割高なのかを見てみましょう。
家財補償額 | 2年払い | 1年払い | 月払い |
125万円 | 100% | 102% | 134% |
222万円 | 100% | 103% | 131% |
403万円 | 100% | 103% | 127% |
523万円 | 100% | 102% | 125% |
795万円 | 100% | 103% | 122% |
※小数点第3位以下四捨五入
ご覧のように、1年払いで2~3%、月払いで20~30%以上も割高であることが分かります。
保険料はできるだけ長期一括払いで支払おう
このように、保険料を少しでも安くしたいという場合には、長期一括払いがおトクになります。
しかし、住み替えには保険料以外にもいろいろな費用がかかりますので、当座の出費を抑えたいという方は月払いを選ぶのもひとつの方法かと思います。
なお「ハッピーワン」では、「2年払い」「1年払い」はコンビニ払いとクレジットカード払いが可能。
「月払い」はクレジットカードのみ対応しています。
まとめ
- 火災保険の保険料支払額は、補償額と支払い方法で決まる
- 保険料を安くしたいなら、できるだけ長期一括払いで
- 当座の出費を抑えたい場合には、月払いもひとつの選択肢となる