賃貸マンション・アパートの契約は一般的に2年契約であることが多いので、火災保険も契約期間2年で加入することがほとんどです。しかし何らかの事情で1年もしくは数ヶ月程度の短期契約をしたい場合はどうすればよいのでしょうか。
賃貸の火災保険を短期契約したいケース
賃貸マンション・アパートを短期で契約したいときとはどのようなケースでしょうか?
例えば、持ち家である自宅の建て替えやリフォームで工事期間中だけ仮住まいしたい場合や、仕事で一定の期間ある地域に滞在するなどがこれにあたります。
火災保険を短期で契約するには
火災保険の契約期間はほとんどが1年以上です。したがって、1年未満の短期で加入したい場合でも、一旦1年の契約をしておいて賃貸を退去するタイミングで途中解約することになります。
保険は契約年数にかかわらず、途中解約すると支払った保険料の一部が「解約返戻金」として戻ってきます。
解約返戻金を受け取るには、契約者が保険会社に対して解約の手続きをおこなう必要があります。賃貸を退去したからと言って自動的に保険も解約になるわけではないので注意しましょう。
当面の費用を抑えたいなら「月払い」を使うとよい
短期の契約とは言え引っ越しにはまとまったお金がかかります。出費がかさむ中で、初期費用をできるだけ抑えたいなら保険料を月払いで払うという方法もあります。
当社の賃貸入居者総合保険「ハッピーワン」は、保険料をクレジットカードで月払いすることができます。月々580円から加入することができますので、当面の支出を抑えたい方は検討してみるとよいでしょう。
ただし、火災保険は長期一括払いの方が保険料が割安になります。例えば家財補償額が342万円のプランの保険料は、2年払いが18,000円、1年払いが9,200円、月払いが960円となり、1年あたりに換算すると2年払いが一番お得になります。
■家財補償額342万円プランの保険料
保険料(1回の支払額) | 保険料(1年あたり) | |
2年払い | 18,000円 | 9,000円 |
1年払い | 9,200円 | 9,200円 |
月払い | 960円 | 11,520円 |
まとめ
- 賃貸の火災保険に短期で加入したいときは、一旦1年以上の契約をして途中解約する
- 途中解約は入居者から保険会社に申入れが必要
- 当面の支出を抑えたい時は「月払い」も利用できる
- ただし「月払い」は、2年払い、1年払いよりも保険料が割高になる