賃貸の家財保険いくらかける?適切な補償金額の目安とは

賃貸の家財保険は補償金額によって保険料が変わりますので、いくらの補償をつければいいか迷うところですよね。必要以上の補償をつけてしまうと保険料を無駄にすることにもなりかねません。最適な補償金額の考え方について知っておきましょう。

そもそも家財保険の対象範囲とは

賃貸の家財保険は、入居者自身の家財の補償、大家さんに対する補償、第三者に対する補償の3つがセットになっていることがほとんどです。このうち大家さんと第三者に対する補償は不動産会社が入居条件として一定水準以上の補償額を求めるケースもあるので、入居者が自由に補償額を選べるのは、ご自身の家財に対する補償になります。家財補償の対象は、火災・水漏れなどのほか落雷・風災・水災等の自然災害や盗難など広範囲に及びます。そして補償の対象となる「家財」とは、タンスやベッドなどの家具や、テレビ、冷蔵庫、パソコンなどの家電だけではなく、衣服や寝具など自分が部屋内に所有しているもののほとんどが家財とみなされます(※)。

※業務用動産、有価証券・電子マネー、自動車、生き物、ソフトウェア等の例外もあります。詳細は約款をご覧ください。

家財の補償金額の決め方

補償金額を決めるためには、まず自分が所有する家財がどのくらいの金額になるかを計算してみることが必要です。新しいか古いかなどはあまり気にせず、同等のものを購入した場合の金額を基準に計算すればよいでしょう。単純に買った時の金額を足し上げていってもおおよその額は把握できると思います。
家財の補償額は基本的にこの金額に合わせて決めるようにします。例えば計算の結果、所有する家財の額が500万円だったとすれば、500万円の家財補償をつければ問題はありません。
仮に500万円を超える補償をつけたとしても、超過分は補償されませんので保険料が無駄になってしまいます。また500万円以下の補償しかつけなかった場合には、万一の事故で全損した場合、すべての損害を保険で賄えないということになります。

補償金額の目安はいくらくらい?

このように、適切な家財補償金額は所有している家財の量や額がベースになるので、年齢や家族構成によって変わる可能性があります。また一つひとつ計算するのも手間のかかる作業ですよね。
以下の記事では、当社でご契約いただいたお客様の平均補償額と、当社の賃貸入居者総合保険「ハッピーワン」の補償額・保険料の一覧をご覧いただけます。おおよその目安としてご参考になさってみてください。

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まとめ

  1. 入居者が自由に補償額を決められるのは家財の補償
  2. 家財は部屋内にあるモノのほとんどが対象となる
  3. 補償金額は、所有する家財の総額に合わせて決める