所有する家財が増えたり減ったりした時には保険会社にご相談を

家財保険は、保険加入者が所有している家財の再調達価額をベースに補償額を決めるため、保険契約期間中に大きな買い物をした場合などには、補償額に過不足が生じることがあります。

契約期間中の補償額の見直しとは

契約期間中に大きな買い物をした場合には、所有する家財が増えたことになります。逆に加入時に所有していた家財を大量に処分した場合などは家財が減少することもあり得ます。いずれにしても、現在の補償額に過不足が生じる可能性がありますので、補償額を再検討し、見直しを希望する場合には保険会社に相談してみるとよいでしょう。

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具体的にはどのような手続きが必要なの?

このような家財の時価額の増減に合わせた補償額の見直しをしたい場合にはどのような手続きが必要なのでしょうか。見直しの内容にもよりますが、補償額を変更したり、現在の契約を一旦解約した後に、新たな保険に加入したりという方法が考えられます。保険会社により対応がことなる場合がありますので、まずは相談してみることをおすすめします。

補償額を調整した場合の保険料はどうなるの?

契約期間中に補償額の見直しをした場合、保険料の支払いはどうなるのでしょうか。
補償額に変更があった場合には、保険料が変わる可能性が高いので、差額を精算する必要が生じます。また、解約して新たに加入する場合には、新たに加入する保険の保険料を支払います。従前の契約については、解約にともなう解約返戻金を受け取れる場合があります。

まとめ

  1. 契約期間中でも補償額の見直しをすることはあり得る
  2. 補償額の見直しは、保険会社へのご相談を
  3. 補償額の見直しにともない、保険料が変わる可能性もある